一年中家の中に生息しているダニ。アレルギーの原因になったり、ダニ刺されなどの被害も及ぼす害虫ですが、ダニ対策はいつまで行うのが正解か、イマイチわかりませんよね?
一度ダニ捕りシートなどで対策を始めると、いつまで行えば良いのか、いつ終わりにするのが正解なのか迷ってしまうと思います。そこで今回は当サイトがおすすめするダニ対策の引き際などについて紹介していきます。
そもそもダニ対策はどうして必要?
ダニ対策の引き際を考える前に、何故ダニ対策をしているのかをもう一度振り替えりましょう。ダニ対策を行う大まかな理由として
・ダニが気持ち悪いから
・衛生的に
・ハウスダストアレルギーが気になる
・ダニ刺されが気になる
・肌が痒くなるから
このいずれかが当てはまるのではないかと思います。何を理由に現在ダニ対策を行っているのかによって、ダニ対策をいつまで続けるかは変わってきます。
ダニ対策を始める理想は2月~3月
ダニ対策を考え始めるタイミングというのは人それぞれですが、ダニ対策を行おうと検討するのは春の4月や5月が多いですね。しかし、4月や5月からダニ対策を始めるのは、実は遅いんです。
ダニ対策を始める理想は2月から3月です。この時期にダニ対策を行うかどうかで、ダニ対策の効率がまったく違ってきます。
5月や6月からダニ対策を始めても、正直夏が終わってもダニは取り切れません。遅いのです。具体的なダニの悩みが出る前にダニ対策を行うようにしましょう。
ダニ対策はいつまで行うのがベスト?
ダニ対策をいつまで行うかは、ダニ対策を行い始めた時期にもよります。ダニ対策を早く始めた場合の方が、早く終わらせる事が可能です。
ダニ対策を2月~3月に始めた場合は11月頃まで
ダニ対策を2月~3月に始めた場合は11月頃までダニ対策を行えば、それ以降はほぼダニ被害は出ないのではないかと思われます。
本来であれば10月頃まででも良いのですが、10月には台風が多く発生しますし、気温も下がり切らずに湿度は上がるので、用心のためにダニ対策をまだ行った方が良いでしょう。
ダニ対策を4月~5月に始めた場合は12月頃まで
ダニ対策を3月~4月に始めた場合は12月頃までダニ対策を行えば、それ以降はほぼダニ被害は出ないのではないかと思われます。
5月のゴールデンウィークの頃には気温も上がり汗ばむ時も増えてきて、ダニも増殖してきます。それでもこの時期からダニ対策を行っておけば、12月頃には終わらせて問題ないかと思います。
ダニ対策が遅れれば遅れる程、ダニの減りも遅いので時期は伸びてしまいます。冬とはいえど、ダニがゼロまで減るわけではないのですが、できるだけダニを減らしておきましょう。それが翌年のダニ被害を減らすための行動でもあります。
ダニ対策を6月やそれ以降に始めた場合は2月頃まで
ダニ対策が遅れれば遅れただけ、終わらせる時期も伸びてしまいます。6月やそれ以降にダニ対策を始めた場合、ダニはなかなか減りません。ダニが減る前に羽毛布団や毛布を出すと思うのですが、この羽毛布団や毛布にもダニは予め生息しているので、敷布団から引き続きダニが増える事になり、ダニ対策は終わりません。
理想とする2月から3月にダニ対策を始めたいところなので、本当にダニの事を考えるのであれば、翌年の11月まで行うのが理想です。そうしないと、とくにハウスダストによる鼻炎が冬になっても収まらない場合があります。
鼻水がズルズルしていると、風邪と勘違いしてしまったり、免疫力も低下して冬に流行しやすいインフルエンザにかかってしまうリスクもあるので、ダニ対策はなるべく早めから行うようにしましょう。
そうしないと、ダニの繁殖は止まらないので、症状を感じている場合はいつまでも症状を引きずってしまう可能性があります。
ダニ対策を少しでも効率化させるための方法
ダニ対策を少しでも効率化させたい、早く終わらせたい!と思う場合に必要なのが、コインランドリーの洗濯乾燥です。
コインランドリーの洗濯乾燥も完璧ではありませんが、かなりダニ対策としての効果は高いです。とくに一度だけでなく、短期間に定期的に行うのが理想的です。
手軽な掃除機による対策はダニ対策と考えるとあまり意味がありません。
コインランドリーでのダニ対策も完璧ではありませんが、何もしないよりは随分と効果的です。しかし、敷布団やマットレスなど、洗えない物もあるので、その場合は根気強くダニ捕りシートでダニ対策をするしかありません。
それでも他の物を洗濯乾燥する事により、ダニを効率的に減らせるので行えるタイミングで行うようにしましょう。
ダニ対策を終わらせる時期まとめ
ダニ対策をいつ終わらせるかは、いつダニ対策を始めたのかにもよります。なるべく早くからダニ対策を始めて、ダニが増える前にダニをとことん減らしていきましょう。
それが一番効率的なダニ対策であり、早くダニ対策を終わらせる秘訣です。