ダニの事は気になるけど、いつまでダニ退治を続ければ良いのか、疑問に思う事もあると思います。いったいダニ退治はいつまで続けるべきなのか、またいつから行うべきなのか。
ダニを退治するにあたって効率の良い方法や、知って得するダニ対策について紹介していきます。
目次
ダニ退治はいつまで行う必要があるのか
ダニ退治をいつまで行うかというと、正直ダニ退治に終わりはないです。それだけ近年気温が上がり、局地的な豪雨なども増え、湿度も上がりダニにとって過ごしやすい環境になっているからです。
ダニは気温20~25℃程度で湿度が高めであれば、いつでも時期を選ばずに爆発的に繁殖します。つまり年間通してのダニ退治が必要となってきます。
そこでダニ退治とひと言で言っても、具体的にどうのような事を行うのか、そこがポイントですよね。
ダニ退治に行う事
ダニ退治と改めて思うと、気が重いかもしれませんが、日常的な事が大切になってきます。それは小まめな洗濯や掃除です。
洗濯や掃除をする事によってダニを100%退治する事はできませんが、洗濯や掃除を行わないよりはマシ・・・というところです。
ダニ退治を少しでも効率化させたい、早く終わらせたい!と思う場合に必要なのが、コインランドリーの洗濯乾燥です。
コインランドリーの洗濯乾燥も完璧ではありませんが、かなりダニ退治としての効果は高いです。とくに一度だけでなく、短期間に定期的に行うのが理想的です。
手軽な掃除機による対策はダニ対策と考えるとあまり意味がありません。
コインランドリーでのダニ対策も完璧ではありませんが、何もしないよりは随分と効果的です。しかし、敷布団やマットレスなど、洗えない物もあるので、その場合は根気強くダニ捕りシートでダニ退治をするしかありません。
それでも他の物を洗濯乾燥する事により、ダニを効率的に減らせるので行えるタイミングで行うようにしましょう。
ダニ捕りシートとは
今ダニを退治・駆除する方法として人気を集めているダニ捕りシートとは、専用のシートの中にダニを誘引し、そこから逃がさずに死滅させるものや、シートの中に留めて、そのままゴミ箱に捨てるタイプなどがあります。
シートの中の粘着でダニを逃がさないものや、シートの中で餌を食べさせているうちに、ダニを乾燥させて死滅させるタイプがあります。※ダニは身体の80%が水分で出来ているため、乾燥させられることに弱く、死滅してしまうのです。だからこそ、ダニは湿気が多い場所を好みます。
使用目的 | ダニを捕まえる |
ダニ捕獲方法 | 誘引剤を使用 |
ダニ捕獲後 | ・乾燥タイプ ・閉じ込めタイプ ・粘着タイプなど |
有効場所 | 屋内 |
捕獲可能なダニ | ・チリダニ ・ツメダニ ・イエダニなど屋内のダニ |
注意点 | マダニなど屋外のダニは使用不可 |
ダニ捕りシートでダニを退治・駆除するメリットとデメリット
ダニ捕りシートでダニを退治・駆除するメリット
1.安全性が高い:ダニ捕りシートには、化学物質を使用せず、粘着剤のみでダニを捕らえるものがあります。 そのため、人やペットへの影響が少なく、安全性が高いとされています。
2.使い方が簡単:ダニ捕りシートは、設置するだけで簡単に使用できます。また、移動させることもできるため、ダニが発生している場所に合わせて自由に設置できます。
3.ダニの観察にも役立つ:ダニ捕りシートには、捕獲されたダニの種類や数を確認することができます。 そのため、ダニの発生状況や種類を把握することができ、適切な対策を立てることができます。
ダニ捕りシートでダニを退治・駆除するデメリット
1.効果が限定的:ダニ捕りシートは、粘着剤でダニを捕獲するため、ダニが発生している場所に限定されます。また、成虫のダニしか捕獲できないため、卵や幼虫などのダニには効果がありません。
2.交換の頻度が必要:ダニ捕りシートは、一度使用すると、その粘着力が低下するため、定期的に交換する必要があります。 そのため、長期的に使用する場合、コストがかかる可能性があります。
3.設置場所に制限がある:ダニ捕りシートは、設置する場所に制限があります。例えば、風通しの良い場所や、直射日光の当たる場所では、接着力が低下するため、効果が遅くなる場合があります。
ダニ捕りシートを使ったダニ退治・駆除方法は結局どうなの?
上記でお伝えしたダニ捕りシートは粘着タイプのものなのですが、実はダニ捕りシートには他にも種類があります。
ダニ捕りシートの中でおすすめしたいのが、ダニを誘引し、シートの中で乾燥させて退治・駆除するタイプのダニ捕りシートです。
ダニを誘引し、乾燥させて退治・駆除するダニ捕りシートとは
ダニを退治・駆除する方法というのはいくつかありますが、ここ数年で一気に流行ってきているダニの退治・駆除方法が、ダニを誘引し、乾燥させて退治・駆除するダニ捕りシートの「ダニコロリ」です。
くらしラボのスマイルストアにて販売されているダニ捕りマット(シート)の「ダニコロリ」は、ゴキブリホイホイのように、ダニにとって魅力的な香りなどでダニを誘い込み、ダニコロリの中で餌を食べながら乾燥剤の効果でダニ自身を乾燥させていきます。
ダニ捕りシート | 乾燥タイプ |
ダニ誘引剤 | 豆粕、小麦加工物 |
ダニ乾燥剤 | 植物繊維乾燥剤 |
香料 | 緑豆 |
サイズ (長さx幅x高さ) | 20 x 15 x 5 cm |
有効範囲 | 1枚で5〜8畳 |
捕獲可能なダニ | ・チリダニ ・ツメダニ ・イエダニなど屋内のダニ |
枚数 | 3枚同梱 |
使用上の注意 | ・水に濡れないようにしてください ・ご使用中にお身体に異常が見られた場合はすぐに使用を中止してください ・お子様の手には届かないところに保管してください ・保管する場合は、高温多湿の場所を避けて保管してください ・1ヶ月経過したら家庭用のゴミとして処理してください(各自治体の指定に従ってください) |
販売会社 | 株式会社くらしラボ(Kurashi-Labo inc.) |
ストア名 | スマイルストア |
住所 | 東京都江東区門前仲町1-6-4 |
電話番号 | 0120-044-904 |
公式ページ | https://kurashi-labo.co.jp/ |
ダニの身体は8割が水分で出来ている
何故ダニ自身を乾燥させる事が有効的なのかというと、それはダニの身体の8割が水分で出来ているからなのです。
だからこそダニは湿気を好む傾向にあります。
つまり、ダニを乾燥させればダニは物理的に弱り、力尽きていく・・・というものです。
これがダニを退治・駆除していくダニコロリの効果です。
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効率的なダニ退治・駆除の方法は?
1.換気をしっかり行う:ダニは湿気を好むため、換気をしっかりと行い、部屋の湿気を下げることが大切です。
2.掃除をこまめに行う:ダニはホコリに付着していることが多いため、こまめに掃除を行うことが大切です。
3.エッセンシャルオイルを使う:エッセンシャルオイルにはダニを退治する効果があります。例えば、ティーツリーやユーカリなどのオイルを加湿器に入れて使用することで、ダニの発生を抑えることができます。
4.ハーブを使用する:ダニには、ニームやクローブなどのハーブが効果的です。
5.ダニ捕りシートを使用する:ダニ捕りシートは、化学物質を使用せず、安全にダニを捕獲することができます。定期的に交換することで、環境に優しいダニ退治を行うことができます。
これらの方法を組み合わせることで、効率的なダニ退治・駆除を行うことができます。
ただし、一度行うだけでは効果が薄いため、全て定期的に行うことが大切です。
この5つの項目を全て定期的に行うのはかなりの労力が必要だったりするので、効率的にダニ捕りシートを活用することをおすすめします。
そのために、ダニを乾燥させて退治・駆除するダニコロリがおすすめです。
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ダニを退治・駆除するためにダニについて知っておこう
ダニ類は熱帯から極域まで世界中に分布し、高山から低地・乾燥地から湿地・土壌中・水中・家屋内や貯蔵食品内等の人工的な環境、さらには植物や動物の体組織中まで様々な環境に適応して生息しています。一般に体が微小であることから、様々な微環境に応じてそれぞれ異なる種が棲み分けており、分布が局在している種もあるがコスモポリタン種も多いです。また、一部の水生ダニ類では成体が陸上で生活する等、成長段階により生息環境が変化する種もいます。
食性もそれぞれの種の生息する微環境に適応し、菌食性・腐食性・捕食性・植食性・寄生性等クモ形類としては非常に多様です。注目されることの多い寄生性の種についても、寄生生物として高度に適応しているものから、宿主に対する捕食に近いもの、宿主の体組織を一種の微環境として生息しているものまで段階は様々です。また寄生性のツツガムシ類やタカラダニ類等幼体時と成体とで食性が変化するものもあります。
繁殖は通常、オス個体がメス個体に精包を直接または間接的に渡して受精させる両性生殖ですが、通常時はメスのみで単為生殖を行う種も多いです。産卵は土壌動物のイレコダニ類の様に一回に1個しか産まないものから複数個産むもの、体内で孵化して幼体を産むものまで種により異なります。
幼体は脱皮を繰り返し複数の令期を経て成体となるが、種により特定の段階ないし環境の変化により、付属肢や口器を退化させたシストと呼ばれる繭状の形態になるものがあります。単に蛹状の休眠状態をとるものから寒冷や乾燥等の環境悪化に高度な耐性を持つものまで様々です。
ダニ類は形態が多様であるため、歩脚を発達させて活発に歩行したり、遊泳するものや跳躍能力をもつもの、歩脚を退化させて蠕動を行うものや固着生活を行うもの等様々ですが、いずれの種においても身体が微小であるため、個体としての運動能力は非常に限定的です。しかし生態も多様であることから、哺乳類等の大型動物や飛翔能力のある昆虫に寄生あるいは体表に付着することにより長距離を移動するものなど、種によっては大きな移動能力を獲得しています。特に、ハダニ類等糸を出してバルーニングによる移動を行う種やシスト形態時に風に飛ばされて分散する種などでは非常に広い分布域を持つものがあり、1つの種が汎世界的に分布しているものもあります。
通常ダニ類は医療上、農業上等の有害生物として捉えられることが多いですが、その様な種はダニ類全体としてはごく一部であり、大半は人間の活動に無関係で、ササラダニ類等土壌生活性のダニ類などの分解者や捕食寄生により特定の種に対する天敵として機能しているもの等、生態系を支える重要な役割を担っています。
アダクチリディウムやアカロフェナックス・トリボリイ等、兄妹・姉弟で近親交配を日常的に行う種もいるので、ダニは短期間で増え続けます。
ダニと人間との関わり
ダニ類は種数・個体数ともに膨大であるため、人間の活動に関わりのある種は、ダニ類全体に対してはごく僅かな割合でしかないですが、保健衛生上また農業上有害な生物として、その影響は無視できるものではありません。
ダニという場合、有害な吸血生物のイメージが一般的ですが、外部寄生により吸血を行う代表的なものとしてマダニ類とイエダニ類が挙げられます。これらのダニ類は通常はマダニがシカなどの野生動物を、イエダニが住家性のネズミ類を寄生対象としており、ワクモやツツガムシ等人間以外の生物を宿主としている種でも、状況により人間を吸血し被害を与えるものがいます。現代では日常生活でこれらのダニの寄生を受ける機会はほとんどないが、アウトドアでのレジャー等野外活動時にマダニ類やツツガムシ類の被害を受ける例が増えています。これらの被害を受けると、吸血時のダニの唾液物質によるアレルギー性の咬症の他、マダニ類の口器により傷口が化膿したり、場合によってはリケッチアやウィルス等による重篤な感染症を発症することがあります。
直接吸血はしないが、人体の組織に寄生するダニとして、ヒゼンダニとニキビダニ類が挙げられます。ヒゼンダニは皮下に穿孔して寄生し疥癬という皮膚病を発症させます。ニキビダニ類は主に顔面の毛包に寄生しており、通常無症状であることが多いが体質や状況によりアレルギー性皮膚炎の原因となります。
また人体に寄生はしないが、住家中の埃(ハウスダスト)の中も数種のダニが生息しており、これらは埃中の有機物を食べているので人体への直接の加害はないが、糞や脱皮殻、個体の死骸等が皮膚炎や気管支炎等のアレルギー性疾患を引き起こす元(アレルゲン)になることがあります。さらにこのダニ類を捕食するツメダニ類が繁殖し、偶発的に人体を刺す皮膚炎も発生しています。
人体に被害を与えるもの以外では、台所や食品倉庫でコナダニの仲間が小麦粉や乾物等の貯蔵食品などに繁殖し、食品工場等で大きな損害を与えることがあります。
農業害虫として、植物に寄生するダニのうちでもハダニ類には産業上重要なものが多いです。この仲間は植物の表面にクモのように糸を張り巡らして巣をつくり集団で生活します。植物組織内に口器を挿入し細胞の原形質を吸い取って摂食するのですが、刺咬時に有害な成分を分泌するため葉が変色し、寄生数が多い場合株ごと枯死することもあります。殺ダニ剤等の農薬に抵抗性を持ち、防除が困難なケースも多いです。
ダニ類が人間の活動に有用に関与している例として、間接的には分解者としての土壌動物のダニ類等生態系を支えている重要なメンバーとしての働きなどを挙げることができますが、直接的な利用はあまり多くないです。産業上重要な例として、農業害虫のハダニ類防除に、カブリダニ類等これらの植物寄生性ダニ類の天敵である捕食性のダニ類が生物農薬として用いられています。
また、ヨーロッパではミモレット、エダムチーズ等伝統的なチーズの熟成法としてチーズダニが利用されています。
ダニは定期的に退治・駆除を試みる必要がある
ダニは布団やじゅうたんなどのふわふわした場所や、壁や床の隙間、家具の裏などに生息しています。
ダニは、主に人や動物の皮膚の角質層や、ホコリや汚れなどを食べて生活しています。一般的には人体に対して有害ではありませんが、ダニによって引き起こされるアレルギーや、ダニが媒介する病気もあるため、適切な対策が必要です。
ダニの駆除には、ダニを寄せ付けない環境作りや、ダニを退治するための薬剤の使用などがあります。しかし、ダニは繁殖力が強く、一度駆除しても再び発生することがあるため、定期的な対策が必要です。
定期的にダニが気になる箇所を掃除したりして、ダニ対策をするとなると、それはかなりの労力になります。
ですのでダニコロリを設置し、置くだけで楽にダニ対策をする事がメンタル的にも労力的に楽なのは間違いないです。
ストレスのない良質な生活を送るためにも、ダニコロリでダニ対策をする事は本当に大切です。
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ダニ退治はいつから行うべき?
ダニ退治はいつから行うべきかというと、それはダニ退治をいつまで行うか・・・というのと同じように、ダニ退治をまだ行っていないのであれば、すぐにでも始めるべきです。
しかし、これはあくまで本当にダニに対して敏感で、アレルギー症状などが酷い場合です。そうでなく、ダニによる実質的な被害がないのであればまた話は別です。
ダニ退治を始める理想は2月~3月
ダニ退治を考え始めるタイミングというのは人それぞれですが、ダニ退治を行おうと検討するのは春の4月や5月が多いですね。しかし、4月や5月からダニ退治を始めるのは、実は遅いんです。
ダニ退治を始める理想は2月から3月です。この時期にダニ退治を行うかどうかで、ダニ退治の効率がまったく違ってきます。
5月や6月からダニ退治を始めても、正直夏が終わってもダニは取り切れません。遅いのです。具体的なダニの悩みが出る前にダニ退治を行うようにしましょう。
ダニ退治はいつまで行うのがベスト?
ダニ退治をいつまで行うかは、ダニ退治を行い始めた時期にもよります。ダニ退治を早く始めた場合の方が、早く終わらせる事が可能です。
ダニ退治を2月~3月に始めた場合は11月頃まで
ダニ退治を2月~3月に始めた場合は11月頃までダニ退治を行えば、それ以降はほぼダニ被害は出ないのではないかと思われます。
本来であれば10月頃まででも良いのですが、10月には台風が多く発生しますし、気温も下がり切らずに湿度は上がるので、用心のためにダニ退治をまだ行った方が良いでしょう。
ダニ退治を4月~5月に始めた場合は12月頃まで
ダニ退治を3月~4月に始めた場合は12月頃までダニ退治を行えば、それ以降はほぼダニ被害は出ないのではないかと思われます。
5月のゴールデンウィークの頃には気温も上がり汗ばむ時も増えてきて、ダニも増殖してきます。それでもこの時期からダニ退治を行っておけば、12月頃には終わらせて問題ないかと思います。
ダニ退治が遅れれば遅れる程、ダニの減りも遅いので時期は伸びてしまいます。冬とはいえど、ダニがゼロまで減るわけではないのですが、できるだけダニを減らしておきましょう。それが翌年のダニ被害を減らすための行動でもあります。
ダニ退治を6月やそれ以降に始めた場合は2月頃まで
ダニ退治が遅れれば遅れただけ、終わらせる時期も伸びてしまいます。6月やそれ以降にダニ退治を始めた場合、ダニはなかなか減りません。ダニが減る前に羽毛布団や毛布を出すと思うのですが、この羽毛布団や毛布にもダニは予め生息しているので、敷布団から引き続きダニが増える事になり、ダニ退治は終わりません。
理想とする2月から3月にダニ退治を始めたいところなので、本当にダニの事を考えるのであれば、翌年の11月まで行うのが理想です。そうしないと、とくにハウスダストによる鼻炎が冬になっても収まらない場合があります。
鼻水がズルズルしていると、風邪と勘違いしてしまったり、免疫力も低下して冬に流行しやすいインフルエンザにかかってしまうリスクもあるので、ダニ退治はなるべく早めから行うようにしましょう。
そうしないと、ダニの繁殖は止まらないので、症状を感じている場合はいつまでも症状を引きずってしまう可能性があります。
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