ダニについて ダニによるアレルギー

秋のダニアレルギーに要注意!カズレーザーと学ぶ。や世界一受けたい授業でも紹介

秋のダニアレルギーに要注意!カズレーザーと学ぶ。や世界一受けたい授業でも紹介

秋になって気温が落ち着いてくると、もうダニの心配はないだろう・・・そう思われるかもしれませんが、実は秋こそダニアレルギーの発症頻度がかなり高いのです!

「カズレーザーと学ぶ。」や「世界一受けたい授業」などで特集されるくらい秋のダニアレルギーというのは深刻なのです。

それでは何故、秋にダニアレルギーが爆発するのでしょうか。

秋になるとダニが爆発?

秋にダニアレルギーが多く出てしまうのは、秋になるとダニが急激に増えるからではありません。むしろ逆で、ダニは減ります。ここがポイントなのですが、生きたダニが減ります。

ダニの生涯は2~3ヵ月と言われていて、梅雨や夏場に爆発的に増えたダニが、10月になってくると徐々に死んでいきます。

このダニの死骸こそが、アレルギーの素なのです!

秋のダニアレルギーに要注意!カズレーザーと学ぶ。や世界一受けたい授業でも紹介

ダニの死骸こそが、アレルゲン

ダニに反応してアレルギー性鼻炎になってしまう・・・そういったダニのアレルギーというのは、生きたダニではなく、ダニの死骸にこそ反応するのです。

つまり、秋になってくると爆発的に繁殖したダニが次々と死んでいき、ダニの死骸がどんどん増えていきます。10月だけでなく、11月、12月とダニアレルギーの症状は加速していってしまう事になります。

では、どうすればこのダニアレルギーを防げるのか、実は、簡単に防ぐ事が可能なのです。

ダニの死骸はひたすら洗濯と掃除機で対処!

生きたダニの場合、繊維の奥に潜り込んだりして、なかなか洗濯や掃除機では退治できませんが、死んだダニであれば話は別です。

布団の洗濯やラグ、カーペットの洗濯と日々の小まめな掃除機でどんどん死骸を吸い込み、アレルゲンを減らす事が出来ます。

つまり、ダニが繁殖した時に洗濯などをしてもあまり意味がありませんが、ダニが死んでからであれば、効果はかなり高い!!という事です。

ツメダニに刺されなくなったと思ったら、今度は鼻水がどんどん出てくるなんて、最悪ですよね・・・。10月は寒暖差も激しいですし、風邪なのかアレルギーなのか分からないのも厄介です。

ですので、秋のダニ対策、アレルギー対策として小まめな掃除・洗濯は必ず心がけるようにしましょう!

ダニアレルギーを含むハウスダストとはどんなもの?

「ハウスダスト」は、室内塵のことで、アレルギーを引き起こすいくつかのアレルゲンが混合したものです。

ハウスダストは室内の埃で、大まかにはヒトの皮屑(フケ)、花粉、土、スス、灰、繊維、植物片などの混合物です。室内環境でのハウスダストの摂取量等の影響を調査する場合には、比較的大きい、毛髪、小石、木片、紙くずなどの夾雑物を除いたものをハウスダストといいます。

ハウスダストは粒子状物質と繊維状物質に分けられますが、粒径ごとの濃度分布は生活習慣や住環境の違い(土足かどうかや家屋の気密性など)にもよるといわれています。

ハウスダストとしてのダニ
チリダニの仲間は140種類におよぶと言われています。アレルゲンとして重要なのはコナヒョウヒダニとヤケヒョウヒダニ、シワダニなどで、特に前2者が多いです。これらのダニは宿主に寄生せず、動物のフケや花粉、カビなどの胞子・菌糸、細菌、植物の繊維などを栄養源としています。世界中に広く分布しており、まずダニのいない家はないといっても過言ではありません。

大きさは0.1~0.2ミリで、糞の粒は10~40マイクロメートルしかなく、かなり小さいです。これらおよびその破片などが空中に飛散し、吸入されるなどしてアレルギー症状の原因となります。

メスは毎日数個の卵を産み、卵から成虫になるまで3週間かかります。寿命はおよそ100日程度。温度25~28度、60~70%前後の高湿度の条件でよく繁殖します。温度20度以下、湿度50%以下では著しく発育が制限されることもあります。季節変化としては寒冷期には少なく、温度と湿度の高い季節に増加します。たとえば東京においては4月から増加しはじめ、7~9月にピークを示すという調査結果があります。

アレルギー患者宅における調査では、居間よりは寝室に多く、敷布団より毛布に多い傾向がありました。しかし、布団よりもソファーやじゅうたんに多いという調査もあり、これらは各家庭での条件が異なるためと考えられています。

これらに対処するためには、粉塵を巻き上げないような方法での掃除が推奨されます。根本的には、じゅうたんなどの奥深くに潜むダニを掃除機をゆっくりかけて吸い出し、かつダニの食物となるものを減らし、温度と湿度に気をつけることが必要です。一般的な方法での布団の天日干しなどは、その温度上昇によってもダニを殺すことはほとんどできませんが、乾燥は発育などを阻害する効果があります。

ハウスダストの影響
ハウスダストはアレルギー性疾患の他に、電気製品の故障、電気プラグ接続部からの火災(トラッキング火災)などの原因となると考えられます。

ハウスダストアレルギー
ハウスダストはアレルギー性疾患を引き起こす抗原(アレルゲン)として知られており、その多くは動物性の物質(ダニなど)ですが、植物性の物質(花粉症の原因となる花粉など)やプラスチック製品から削り取られた微量な物質(またそれらに付着した化学物質)もアレルギー性疾患の原因になっているとされています。

通年性のアレルギー性鼻炎、気管支喘息、アトピー性皮膚炎などのアレルゲンとして主なものとなっています。

ハウスダストのアレルギー検査
上記のようにハウスダストは複数のアレルゲンが混合したものです。そのため、その検査に陽性だった場合、さらにいくつかのアレルゲンによる検査をし、ハウスダストのうちの何にアレルギー反応を起こすのかを特定し、セルフケアとしてその抗原に対処することが望ましいです。

しかし、実際のアレルギー検査の際には複数のアレルゲンを同時に検査することが多いため、その際にハウスダストとダニの項目が同時に陽性になっていれば、それはほぼダニに対するアレルギーがあると考えて矛盾はありません。ハウスダストに反応するのにダニには反応しない場合、さらに詳細なアレルゲン検索が行われることがあります。

なお、アレルギー検査の項目として示されるものに、ハウスダスト1とハウスダスト2などのように数字がふられている場合があります。これはアレルゲン抽出物の製造元の違いによるもので、含まれるアレルゲンの種類と量がやや異なります。

ハウスダストによるアレルギーを考えた時に、ダニは切っても切り離せない存在です。ダニ対策は早め早めに行うことが推奨されます。

ダニ百科-クラモチドラッグ-

ダニ退治X

チリダニによるハウスダストアレルギーの鼻炎に悩み、ツメダニにも襲われるようになりダニ退治に本格的に乗り出してはや数年。ダニをどうすれば退治できるのか、どんな対策が一番良いのか、私ならではの方法を紹介します!

-ダニについて, ダニによるアレルギー
-, , ,