昨今猛暑日が続く夏では、日中は蚊もそんなに出てこなくなりましたね。しかし、気温が落ち着いてくると蚊は姿を現します。腕や脚など、いつの間にか蚊に刺されて痒くなってしまいますよね。
しかし、「あれ?こんなところ蚊に刺されたのかな?」と身に覚えがないような場所が膨れて痒くなったりしませんか?それはもしかしたらダニ刺されかも!
目次
蚊に刺されとダニ刺されの違い
蚊に刺される部分は分かりやすく、肌を露出している部分ですよね。たまに肌を露出していないところでも刺されたりもします。痒みがジワジワと出てきて、掻いてしまうと余計に痒くなったりもします。
それに引き換え、ダニ刺されというのは、肌が隠れたところに出来ます。太ももの内側などが多く、シャワーを浴びたりして体温が上がると赤い腫れが目立ってきたりします。
蚊にも沢山刺される時がありますが、ダニ刺されは無数に行われ、腫れの数が多かったりします。こうなってくると、本当にダニ刺されは嫌ですよね・・・。
短パンになると、太ももの内側のダニ刺されが見えてしまったりもして、恥ずかしくもあります。
ダニ刺されは蚊に刺されよりも厄介?
蚊は飛んでいる音も聞こえますし、蚊自体を目視で確認する事ができますよね。それに蚊取り線香などを使って蚊を寄せ付けない工夫も出来ます。
しかしダニは厄介で、ダニを目視で確認する事はそうそうできません。しかも、我々人間が寝て無防備な時に刺される事が多く防ぎようがないのです。
このように人を刺すダニをツメダニと言います。ツメダニはチリダニを捕食し、繁殖していきます。つまり春から梅雨にかけて増えるのがチリダニで、チリダニが増えてきたところで今度はツメダニが増えてきます。
ですのでツメダニは夏のピークから秋にかけて多く生息し、我々の肌の柔らかい部分を中心に刺してきます。子供が突然脚を痒がったりするのは、このツメダニの影響も考えられます。
子供を蚊から守る方法はいくらでもありますが、子供をダニから守る方法はかなり限られているので、正確な対応をする事が大切になってきます。
ツメダニ退治は換気や掃除機じゃダメ?
先ずツメダニを何とかしようとすると、簡単に思い浮かぶのが換気や、吸引の強い掃除機によるツメダニ対策です。
これらの行為も意味がないとまでは言いませんが、ツメダニを退治・駆除しようと考えると、これだけでは到底足りません。
・換気
空気を入れ替えるだけだと、部屋の湿度はコントロール出来ますが、既に発生しているツメダニに対しては無意味です。
・吸引の強い掃除機
掃除機でいくら吸っても、毛布の繊維に潜り込み、爪を使ってしがみ付いているツメダニを全て吸い込む事は出来ません。先に充電が切れてしまいます。
天日干しや洗濯は?
・毛布の天日干し
毛布をいくは干してもツメダニは影の部分に逃げ込むので、全てのツメダニを退治・駆除するのは不可能です。
※布団叩きで叩いても、死ぬツメダニもいますが、人間のアレルギーの原因になる死骸は残るので、苦労した割にダニ対策としては弱いです。
・洗濯
毛布の洗濯は有効ですが、数十万匹と生息している毛布の中のツメダニは洗濯だけでは退治・駆除しきる事はできず、乾燥機にかけても死骸が残るので、洗濯→乾燥→洗濯→乾燥・・・と何回か繰り返す必要があります。
手間はかかりますが、何回か繰り返せば、他の方法よりも遥かに有効です。
※但し、洗濯機や乾燥機にダニが残ってしまう可能性もあります。
これらのツメダニ対策でも無意味ではないですが、労力の割に成果が低いので、ツメダニ対策には本当に悩まれている方が多いです。
そこで今、労力をかけずに簡単にツメダニを退治・駆除する事ができるとして人気なのが、ダニ捕りシート(マット)です。
ダニ捕りシート(マット)とは
今ダニを退治・駆除する方法として人気を集めているダニ捕りシート(マット)とは、専用のシートの中にダニを誘引し、そこから逃がさずに死滅させるものや、シートの中に留めて、そのままゴミ箱に捨てるタイプなどがあります。
シートの中の粘着でダニを逃がさないものや、シートの中で餌を食べさせているうちに、ダニを乾燥させて死滅させるタイプがあります。※ダニは身体の80%が水分で出来ているため、乾燥させられることに弱く、死滅してしまうのです。だからこそ、ダニは湿気が多い場所を好みます。
使用目的 | ダニを捕まえる |
ダニ捕獲方法 | 誘引剤を使用 |
ダニ捕獲後 | ・乾燥タイプ ・閉じ込めタイプ ・粘着タイプなど |
有効場所 | 屋内 |
捕獲可能なダニ | ・チリダニ ・ツメダニ ・イエダニなど屋内のダニ |
注意点 | マダニなど屋外のダニは使用不可 |
ダニ捕りシート(マット)でダニを退治・駆除するメリットとデメリット
ダニ捕りシート(マット)でダニを退治・駆除するメリット
1.安全性が高い:ダニ捕りシート(マット)には、化学物質を使用せず、粘着剤のみでダニを捕らえるものがあります。 そのため、人やペットへの影響が少なく、安全性が高いとされています。
2.使い方が簡単:ダニ捕りシート(マット)は、設置するだけで簡単に使用できます。また、移動させることもできるため、ダニが発生している場所に合わせて自由に設置できます。
3.ダニの観察にも役立つ:ダニ捕りシート(マット)には、捕獲されたダニの種類や数を確認することができます。 そのため、ダニの発生状況や種類を把握することができ、適切な対策を立てることができます。
ダニ捕りシート(マット)でダニを退治・駆除するデメリット
1.効果が限定的:ダニ捕りシート(マット)は、粘着剤でダニを捕獲するため、ダニが発生している場所に限定されます。また、成虫のダニしか捕獲できないため、卵や幼虫などのダニには効果がありません。
2.交換の頻度が必要:ダニ捕りシート(マット)は、一度使用すると、その粘着力が低下するため、定期的に交換する必要があります。 そのため、長期的に使用する場合、コストがかかる可能性があります。
3.設置場所に制限がある:ダニ捕りシート(マット)は、設置する場所に制限があります。例えば、風通しの良い場所や、直射日光の当たる場所では、接着力が低下するため、効果が遅くなる場合があります。
ダニ捕りシート(マット)を使ったダニ退治・駆除方法は結局どうなの?
上記でお伝えしたダニ捕りシート(マット)は粘着タイプのものなのですが、実はダニ捕りシート(マット)には他にも種類があります。
ダニ捕りシート(マット)の中でおすすめしたいのが、ダニを誘引し、シート(マット)の中で乾燥させて退治・駆除するタイプのダニ捕りシート(マット)です。
ダニを誘引し、乾燥させて退治・駆除するダニ捕りシート(マット)とは
ダニを退治・駆除する方法というのはいくつかありますが、ここ数年で一気に流行ってきているダニの退治・駆除方法が、ダニを誘引し、乾燥させて退治・駆除するダニ捕りシート(マット)の「ダニコロリ」です。
くらしラボのスマイルストアにて販売されているダニ捕りマット(シート)の「ダニコロリ」は、ゴキブリホイホイのように、ダニにとって魅力的な香りなどでダニを誘い込み、ダニコロリの中で餌を食べながら乾燥剤の効果でダニ自身を乾燥させていきます。
ダニ捕りシート | 乾燥タイプ |
ダニ誘引剤 | 豆粕、小麦加工物 |
ダニ乾燥剤 | 植物繊維乾燥剤 |
香料 | 緑豆 |
サイズ (長さx幅x高さ) | 20 x 15 x 5 cm |
有効範囲 | 1枚で5〜8畳 |
捕獲可能なダニ | ・チリダニ ・ツメダニ ・イエダニなど屋内のダニ |
枚数 | 3枚同梱 |
使用上の注意 | ・水に濡れないようにしてください ・ご使用中にお身体に異常が見られた場合はすぐに使用を中止してください ・お子様の手には届かないところに保管してください ・保管する場合は、高温多湿の場所を避けて保管してください ・1ヶ月経過したら家庭用のゴミとして処理してください(各自治体の指定に従ってください) |
販売会社 | 株式会社くらしラボ(Kurashi-Labo inc.) |
ストア名 | スマイルストア |
住所 | 東京都江東区門前仲町1-6-4 |
電話番号 | 0120-044-904 |
公式ページ | https://kurashi-labo.co.jp/ |
ダニの身体は8割が水分で出来ている
何故ダニ自身を乾燥させる事が有効的なのかというと、それはダニの身体の8割が水分で出来ているからなのです。
だからこそダニは湿気を好む傾向にあります。
つまり、ダニを乾燥させればダニは物理的に弱り、力尽きていく・・・というものです。
これがダニを退治・駆除していくダニコロリの効果です。
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効率的なダニ退治・駆除の方法は?
1.換気をしっかり行う:ダニは湿気を好むため、換気をしっかりと行い、部屋の湿気を下げることが大切です。
2.掃除をこまめに行う:ダニはホコリに付着していることが多いため、こまめに掃除を行うことが大切です。
3.エッセンシャルオイルを使う:エッセンシャルオイルにはダニを退治する効果があります。例えば、ティーツリーやユーカリなどのオイルを加湿器に入れて使用することで、ダニの発生を抑えることができます。
4.ハーブを使用する:ダニには、ニームやクローブなどのハーブが効果的です。
5.ダニ捕りシート(マット)を使用する:ダニ捕りシート(マット)は、化学物質を使用せず、安全にダニを捕獲することができます。定期的に交換することで、環境に優しいダニ退治を行うことができます。
これらの方法を組み合わせることで、効率的なダニ退治・駆除を行うことができます。
ただし、一度行うだけでは効果が薄いため、全て定期的に行うことが大切です。
この5つの項目を全て定期的に行うのはかなりの労力が必要だったりするので、効率的にダニ捕りシート(マット)を活用することをおすすめします。
そのために、ダニを乾燥させて退治・駆除するダニコロリがおすすめです。
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ツメダニを退治・駆除するためにツメダニについて知っておこう
「ツメダニ」は、ダニ目前気門亜目ツメダニ科に属するダニの総称。人を刺し、皮膚炎を発症させます。
顎体部の触肢が強大で、大きな爪を持つため、この名があります。体長0.2〜1.0mm。淡黄橙色。梅雨時、秋口に増殖し、特に夏場に活発に活動し、人への被害も出やすくなります。ヒョウヒダニやコナダニなどを捕食し、体液を吸います。ツメダニは高温多湿の場所を好み、人家のカーペットや畳、布団などに発生します。特にヒョウヒダニやコナダニなどが人家に大発生した場合は、それらを餌とするツメダニが二次的に発生しやすいです。夜間に人を刺し、体液を吸います(吸血はしない)。特に膝、股、腕、脇の下、首から胸などの部位が刺されやすいです。これにより、刺された人は刺されてからしばらくすると、赤く腫れてかゆみを伴った皮膚炎を発症します。なお、雌のツメダニは卵→幼虫→第1若虫→第2若虫を経て雌成虫となるのですが、雄は第1若虫からそのまま雄成虫になります。
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